レインウェアの表地の選び方

レインウェアの表地について説明します。

デニールとは・・・1デニールは使用している糸を9000m伸ばした時に1gになることを意味しています。つまり、デニール数が大きいほど太い糸を使用しているので、出来上がる生地の強度も強くなります。当然生地の厚みや重さも大きくなります。

表地があるもの、ないもの。生地の糸の太さ、素材などについてお話します。

表地20デニールリップストップナイロン
20デニールの糸をメインに使い、等間隔にさらに太い糸を格子状に使って織り上げています。
リップストップは軽量化をはかりつつ、引き裂き強度を出したい時に使われる織り方です。
表地70デニールナイロン
70デニールの糸を使用しているので、とても強度が強い生地になります。しかし、重さは大きくなります。保温力も厚みがある分若干上がると思います。
こちらのウェアは冬用のハードシェルと言われている商品です。
冬用のハードシェルはレインウェアよりも強度を重視している傾向があります。
シェイクドライ
ゴアテックスのシェイクドライには表地は存在しません。ゴアテックスの生地にコーティングを施しているのみの商品になります。特徴としては、透湿性が抜群に高くなります。しかし、強度はかなり下がってしまうので使用用途は限定的になるかと思います。
買ったばかりの20デニールリップストップのゴアテックスの雨具に穴が開いてしまいました。リップストップのおかげか大きく引き裂かれることはありませんでしたが、穴が開いている状態です。
何かに擦った記憶もないのですが70デニールだったら穴はあかなかったかもしれません。
しかし、軽量性とコンパクト性は代えがたいので修理して使用します。
裏側から透湿性のある生地で補修しました。丸く切るのがポイントです。四角く切ると四隅から剥がれてきてしまいます。

現在の雨具は軽量化、コンパクト化が進んでいるので平均的な表地の糸は20デニールのものが多いです。

ただ、中には12デニールの物やシェイクドライの様に表地なしの物など、さらに軽量コンパクト性を追求した製品もあるので、選ぶ際はよく吟味をする必要があります。

レインウェアの表地に使われる素材の違い

レインウェアの表地には、大きく分けてナイロンとポリエステルのどちらかが使われています。

ナイロンが表地の物の長所

  • 軽量化しやすい
  • 耐摩耗性が高い
  • 染色がしやすい

ナイロンが表地の物の短所

  • 耐光性がポリエステルの物よりも弱い
  • 吸水しやすい

ポリエステルの表地の長所

  • 耐光性がナイロンの物よりも強い
  • 吸水しにくい

ポリエステルの表地の短所

  • 軽量化しにくい
  • 耐摩耗性がナイロンよりも少し弱いと言われることがある
  • 染色がしにくい

レインウェアの裏地の選び方

登山用のレインウエアの裏地にもいろいろな種類があります。

今回は非常に高性能なレインウェアの生地であるゴアテックスの裏地の一部をご紹介します。

※個人的な見解も入っているため、絶対的に正しい保証はありません。参考までに。

Tricot(トリコット)
トリコットは登山用の雨具としては最も一般的な生地になります。
多くの雨具で採用されている裏地です。
特徴としては、厚みと重さがあるものが多く、吸湿性には優れている印象があります。
また、全体の生地感も柔らかくなるので、比較的着心地のいいものが多い印象があります。
強度
透湿性
軽さ
摩擦抵抗(動きやすさに影響)
着心地
C-KNIT(シーニット)
シーニットは少し高級な雨具に使用されることが多い生地です
トリコットよりも軽量である場合が多く
柔らかく着心地もいいです
それでいて軽量なので、レインウェア全体の重量もあまり増やさずに済みます
透湿性もトリコットよりも高いと言われているので、メリットの多い裏地です
強度
透湿性
軽さ
摩擦抵抗(動きやすさに影響)
着心地
PACLITE®(パックライト)
パックライトという裏地は、そもそも裏地がついていないものです
つまり、防水の生地この場合はゴアテックスの生地がむき出しになっている状態です。
ただし、ゴアテックスの生地がむき出しの状態ではすぐに傷がついてしまうため、パックライトはゴアテックスの生地にコーティングを施しているものです。
特徴としては、軽量で透湿性がとても高いです。
その代わり、許容量を超える水蒸気はすぐに結露した状態になってしまう可能性があります。
また、汗をかいた際に、直に肌がパックライトに触れると水分で手が生地に張り付いてしまうリスクがあります。
強度
透湿性
軽さ
摩擦抵抗(動きやすさに影響)
着心地
Micro Grid Backer(マイクログリッドバッカ―)
マイクログリッドバッカ―は、強度や透湿性能が高く、摩擦抵抗が低い特徴があります。
そして、生地全体に張りが出てくる為、生地が固くなる傾向があります。
生地の固さは強風下で冷風が肌に直接張り付きづらく、内部の温かい空気を保持しやすいメリットがあります。
しかし、生地が固いことで動きづらさが出る傾向にあります。
動きづらさ(バリバリする)がある点以外は非常に性能が高いので、過酷な環境でメリットの大きい裏地だと思います。
強度
透湿性
軽さ
摩擦抵抗(動きやすさに影響)
着心地
Micro Grid Backer rip stop(マイクログリッドバッカ―リップストップ)

上記のマイクログリッドバッカ―の裏地に等間隔に太い糸を織り込むことで引き裂き強度をさらに上げたものです。強度の強いマイクログリッドバッカ―の強度がさらに上がっているので、より過酷な環境でメリットが大きいと言えます。

過酷な環境での使用を前提に設計されているゴアテックスプロの裏地はこちらのマイクログリッドバッカ―リップストップが使用されています(2020年7月15日現在)

強度◎+
透湿性
軽さ
摩擦抵抗(動きやすさに影響)
着心地

レインウェアの選び方

登山道具専門店に5年勤めた経験を元に登山で使うレインウェアについてお話していきます。

※今回の記事は日本の山での雨対策を想定して記述します。

まず、日本の山での登山にレインウェアは必要かというと、答えは必要ということになります。

レインウェアは登山の三種の神器(登山靴、ザック、レインウェア)の一つとも言われ、登山に行く際は、例え晴れ予報でも、必ず持って行く事が推奨されるアイテムです。

何故レインウェアが必要かというと、山の天気は町の天気よりも変わりやすいと言うことがあげられます。

麓の町は晴れ予報でも、山の中は上昇気流が起こりやすい為、山の中だけ雲がかかってしまう事がよくあります。

この様なときに、山の中だけ雨と言うことがしばしば起こります。

私も麓の町の降水確率0%で雨に降られた経験があります。

この様にいつ雨が降るのか、平地に比べて予測し辛い山岳地帯では、レインウェアが必需品になります。

雨具の種類には、レインウェアの他に、傘、ポンチョという選択肢があります。

ただ、山の中での雨対策にはレインウェアが最も効果的だと思います。

それぞれのメリットとデメリットを考えてみると以下のようになるかと思います。

傘・・・             メリット=すぐに出せる、雨が体にはりつく不快さがない、涼しい                デメリット=暴風雨に対応できない、片手がふさがる  

ポンチョ             メリット=ザックごと被れる、すぐに羽織れる              デメリット=足元が濡れてしまうため暴風雨に対応できない

レインウェア           メリット=最悪のコンディションに強い(登山用の上位モデル)               デメリット=着るのに手間がかかる

というのがあげられるかと思います。

このように見てみると、最も安全性が高いのが本格的な山用のレインウェアで、傘とポンチョは快適性は場合によっては上がるかもしれないが安全性が下がると言える。

登山は不確定要素が多く、突然の天候変更などが起こりうる為、安全性を一番に考えた場合、上下セパレートの登山用の本格的なレインウェアがオススメになる。

登山用上下セパレートのレインウェアの種類

厚みの違い

  • 強度の強い厚手のレインウェア(表地40デニール以上で裏地付き)
  • スタンダードな厚みのレインウェア(表地20デニールほどで裏地付き)
  • 薄手のレインウェア(表地20デニール未満、もしくは裏地なし、表地なしなど)

防水素材の違い

  • ゴアテックスを使用したもの
  • ゴアテックス以外のPTFE素材を使用したもの
  • ポリウレタン素材を使用したもの
  • 生地の通気性のありなし
  • 生地の透湿性の強さ
  • 生地の耐水圧の強さ

外国で出会った動物たち

インド

インドのデリーでマンゴーを沢山買って宿に帰ろうと歩いていたら猿に襲われ、危うく猿にマンゴーを奪われそうになりました。ネパールでも経験しましたが、ビニール袋を手に持っていると危険です。

外国のトイレ事情

インド

ミャンマー

ベトナム

ベトナム北部の中国国境を訪れた時、家族経営のレストランで食事をしたあと、トイレを借りることに、トイレはお店の奥の家のものを貸して頂けることになりました。奥の扉を指さされたので中に入ってみると沢山の豚ちゃんがいる豚小屋でした。一度戻ってもう一度トイレを借りたいと聞くと、やはりそちらを指さすので、入ってみるとトイレは豚たちと同じ部屋の中にありました。豚さんたちに見られながらトイレをするのは初めてでしたが、スペースの有効活用という意味ではよくできたシステムでした。写真は撮らなかったのでありません。

インド料理

インド

テントのシングルウォールとダブルウォール

登山の楽しみを何倍にもしてくれる、頼もしい相棒。それがテントです。

テントの入り口を開けて見える、満点の星空。自然の真っただ中に身を置いている充実感。そのどれもがかけがえのない瞬間に感じるはずです。

そんなテントの種類について解説していこうと思います。

地図読みテント講習にて、奥のテントがダブルウォールテントの「アライテントのオニドーム2」、手前のテントが私が使っているシングルウォールテントの「PAINEのG-LIGHTX2」2人用のテントです。 

ダブルウォールテント

まずは、一般的なテントのダブルウォールテントからご説明します。ダブルウォールテントは文字通り、二枚の壁があるテントです。

テントの本体の上に防水のフライシートを張っています ライトラインテント

テント本体の生地とテント本体の外側に張るフライシートという防水の生地の二枚の生地でテントを建てます

フライには防水性があり、本体の生地には防水性がないのが一般的です。

テント本体の生地は、ウインドブレーカーのような一枚生地のものと、メッシュの物がありますが、メッシュのものは日本の登山では一般的ではない印象があります。

本体がメッシュのものは冬使うと寒いです。

ただ、夏の晴れた日の登山では通気性があって快適かもしれません。

冬の赤岳にて、アライテントエアライズ(ダブルウォールテント)

ダブルウォールテントのメリット

・生地が二重なので若干温かい

・生地が二重なので外界との隔絶感がある(落ち着く、中が透けづらい、少し静かな印象がある)

・生地が二重なので、二重ガラスののような効果で内部の結露がしづらい

・フライシートがある事で前室を確保できるので、小さな玄関を得ることができる。前室に靴を置いている方もいらっしゃるかと思います。

・フライシートがある事で、雨の日に入り口から出入りする時にテントの内部を濡らしづらい

ダブルウォールテントのデメリット

・テントを張る時に、一般的に12本以上のペグを必要とするのでテント重量が重くなり、またテントを建てるのに時間もかかる。(張り綱を石などに結びつける場合は別)

こうなるとペグも軽量な物を買い直したいですね。

・フライしシートを本体とくっつかないようにしっかりと張らないと、ダブルウォールのメリットを得ることができない。→しっかりペグを打たないといけないので時間がかかる

・生地が二枚あるので全体重量が重くなりがち

・雨の中のテントの設営の時に、本体に防水性がないのでテントを建てている間に中が水浸しになることがある

・持っていく生地が一枚多いので忘れ物のリスクが上がる

という違いがあります

シングルウォールテント

続きまして、シングルウォールテントの説明です。

シングルウォールテントは、ダブルウォールテントと違い、防水の生地一枚でできています。

パイネG-LIGHTX2テント(シングルウォールテント)

シングルウォールテントのメリット

・テントの生地が一枚なのでテントの設営が楽

・重量が軽いものが多い

・テント本体の生地が防水なので雨の日の設営の時に中が濡れづらい

・設営と撤収が早くて楽なので強風の時の設営など過酷な環境での設営に比較的強い

涸沢岳西尾根にて 
右 PAINE G-LIGHTテント(シングルウォールテント)
左 アライテント Eライズテント(シングルウォールテント)

シングルウォールテントのデメリット

・前室がない

・保温性がダブルウォールテントよりも少し低いと言われる

・フライシートで前室を作れないので、玄関を作ることができない

・雨の日に入り口を開けると雨がテント内部に侵入してくることが多い。

・外気温とテント内気温の差が生地が一枚の為、大きくなるので、内部に結露が発生する事がある。

・シングルウォールのテントは選べるテントが少ない。

などのデメリットがあります。

風を避ける為に樹林帯に防風壁を作成して設営  パイネG-LIGHTX2テント(シングルウォールテント )

全体的な特徴としては

ダブルウォール=一度建ててしまえば、快適性が高い

シングルウォール=設営と撤収が楽で、過酷な条件下に強い

という違いがあるかと思います。

三条の湯テント場にて  パイネG-LIGHTX2テント(シングルウォールテント )

その他のテント選びの気にすべきポイント

・テントの建てやすさ

・テントの強度

・テントの重さ

・テントの入り口が長辺側にあるか、短辺側にあるか

・張り綱の違い

・テントの素材の違い、ナイロン、ポリエステルなど

・ベンチレーションの形と数、昨日

・ジッパーの種類、ビスロンジッパーなど

・生地のリップストップの有り無し

・アフターフォローの充実度

・オプションパーツの充実度、冬用の外張り、内張、天井メッシュなど

・細かいパーツの強度

そのようなところを注目して選んでみてください

徳本峠のテント場にて  パイネG-LIGHTX2テント(シングルウォールテント )

詳しくは、登山ショップの店員さんに聞いて見てください

その他メール頂ければお返事できます。

使い方に合ったテントを選んでみてください。

2020/3/30 味噌作り                I

2020/3/30山の集まりは自粛して、家で味噌作りI made Miso.Miso is a traditional Japanese seasoning.今回の味噌は8パターン『豆』岩手産大豆北海道産フクユタカ大豆越前大野赤大豆秩父産白インゲンアメリカ産有機赤レンズ豆『麹』みやこ麹会津ひとめぼれ麹マルクラ米麹マルクラ玄米麹『塩』ヒマラヤピンク岩塩瀬戸の本塩の組み合わせ8種類です。今回の実験は、インゲン、レンズ豆がどの様になるか、ヒマラヤ岩塩使用での味の変化です。インゲンとレンズ豆はすぐに煮えるので味噌作りもすぐにできます。大豆は煮るのに4時間半かかりました。アクをすくって棒でつぶして塩きり麹と混ぜてできあがり。今は前回作った味噌を食べてますが、量が減ってきました。ヒヨコマメとフィリピンモンゴマメの味噌も今日でおしまい、これからは花豆で作った味噌を使っていきます。どれも美味しくできましたが、フィリピンモンゴマメの味噌がかなりいいできでした。花豆は熟成が遅いのかレギュラーメンバーにはならなそうですが、ようやくいい味になってきました🍀

2019年7月27日
帰国後2週間程熱をだして体調不良でしたが、回復しました。
旅行中はハイになっていて自分の疲れに気づかなかったようです。

今回の旅行では、陸路でいろいろな町を見て回り、人々の暮らしや文化を感じることをテーマにしていました。

シンガポール→マレーシア→タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ→ミャンマーと陸路で移動して最後に飛行機でインドへ行きました。

今回自分が事前に思い描いていた事は全てできました。

自分が具体的にイメージできることはできる
逆に
自分が事前にイメージできない事はなかなかできない

やりたいことの目標とイメージをどう持つかが大事なのでしょう。

決意とイメージが大切なのだと感じています。

今日は数日前から味噌作りをする事を決意していたので、味噌作りをする1日になりました。


山形県の白目大豆
俵屋の米こうじ
瀬戸内海の塩


山形県の白目大豆
新潟産の米こうじ
瀬戸内海の塩

③岩手県遠野の紫花豆
新潟産の米こうじ
瀬戸内海の塩

の3種類の味噌を作りました。

いろいろな豆で今まで味噌を作ってきましたが大抵はうまくいっています。

ただ、去年作った世界各国の豆をミックスした味噌は完成はしましたが、納得の出来ではありませんでした。
(あまり好きな味ではなかった)

素材そのものの味が大切なのだと感じています。

今回は道具の熱湯消毒が甘かったと思っていますが、無事にいい味噌ができるか楽しみです。

道具の消毒を神経質にやらないでも美味しい味噌ができた経験があるので、消毒を一部省きましたが、夏場の味噌作りではどうなのでしょうか。

前回上手くできた時も消毒はほどほどで夏場に作った記憶があります。

発酵の世界では、あえて悪い菌も取り入れて、自然に近い環境で発酵をさせるというやり方もあるようです。

清濁入り乱れた感じでしょうか。

もちろん、本当の意味での清濁などないのでしょうけど

今回は味噌を美味しく作ってくれる菌が「清」
味噌を不味くする菌がいるとすればそれらが「濁」と私の中で定義されています。

どこの菌が清でどこの菌が濁だかはまだわかりません。

空気中や部屋の中にはいろんな菌がいそうですが、その中に「清」的なやつもいるかもしれません。

前回夏場に味噌を作った時はスピーディーに発酵していきました。

次回はヒマラヤピンク岩塩を使って味噌を作ろうと考えています。

個人的にヒマラヤのピンク岩塩の味がとても好きなので、美味しい味噌になるのではと考えています。

2018/6/24

2018年
今年は海外の豆で味噌作り

①フィリピンモンゴマメの味噌
②ヒヨコ豆の味噌

③青大豆という緑色の大豆の味噌

おいしくできるでしょうか。

今年は楽をして買ってきた麹で作ってます。

2018年5月13日
いろんなミックス豆の味噌作り🍀

2016/11/4 黒豆の味噌を食べきってしまい、小豆の味噌も少なくなってきたので、手作り大豆味噌の使用開始。よく見ると、端に黒い汁がたまっているのでなめてみると醤油でした。今回のこの味噌は麹を作る時に米を蒸かした際に水分が多くなってしまい、水分多めの麹から作った味噌なんです。なので余った水分が醤油になったようです。手作り醤油が美味しかったので早速鍋に入れて調味料にしましたがいい味が出ました。醤油作りもしたいと思ってましたが、作れるかもと思っているところです。

2016/7/4

米に麹菌をふって麹菌を培養してからつくりました。 とても楽しいです。
小豆の味噌

テボウマメの味噌

黒豆の味噌

2016/1/27

今日の調味料は昨年作ったうずら豆ととら豆をミックスして作った味噌です。大豆を使わずに作ったら炭水化物が糖化したらしくかなりの甘味噌になりました。甘すぎて味噌汁には不向きですが、炒め物に入れると独特の風味がでてかなり美味しいんです『(自分的には)うまみと甘みがぐぐっと出ます。

2016/1/27

大豆の味噌はすでに今回仕込んでいるので、黒豆の味噌を作ってみます。黒豆を1日水につけます。

現在このほかにも手忙豆の味噌も仕込んでいるので違う作り方の味噌が7種類になりました。

水につけた後茹でた手忙豆を入れます。手忙豆は白餡などに使う豆で癖が無くてとても美味しいです。どんな味噌になるか楽しみです。

2016/1/27

黒豆の味噌の仕込み終了。黒豆の味噌はどんな味になるのかな。

今度は小豆で味噌を作ってみます。1日水につけた小豆を煮ます。

2015/9/19

こちらは味噌作りに使ったうずら豆ととら豆ちゃん。こちらの豆で作った味噌は甘みが強くなりました。大豆はたんぱく質が多いけれども、この二つの豆はでんぷんが多いのでうまみのアミノ酸よりも糖分が増えたのかな。きゅうりにつけると美味しそう。この豆の味噌で味噌汁を作ったら甘すぎました。もともと煮豆用の豆ですし。でも味はいい感じ。

2015/4/10

さて味噌作りの準備 左からは大豆、うずら豆、とら豆 うずら豆ととら豆も味噌にしてみようと思います。はたしてできるのか。 味噌作りは時間差なので、完成への種を播く楽しみ。

旅の記録

各ページと記事 (このページの最後にある各数字をクリックすると以下の国の記事へと飛びます)

  • 1 インド (北部陸路横断)
  • 2 ミャンマー (文化と遺跡を訪ねる旅)
  • 3 タイ(2) (現地の人たちとの交流の中で)
  • 4 カンボジア (偉大なるアンコールワット)
  • 5 ベトナム (ベトナム北部中国国境沿いの山岳民族の土地を訪れて、バイクによる400kmの旅などなど)
  • 6 ラオス (ラオスの自然と象や不発弾について)
  • 7 タイ(1) (タイ縦断陸路の旅)
  • 8 マレーシア(マレー半島) (世界最古の熱帯雨林タマンネガラ国立公園などなど)
  • 9 シンガポール (シンガポールからミャンマーまでインドシナ半島陸路横断2ヵ月半へと出発)
  • 10 香港(トランジット) (駆け足で訪れた香港)
  • 11 マレーシア(ボルネオ島) (キナバル山登山とシャーマンの方との交流)
  • 12 台湾(トランジット) (駆け足で訪れた台湾)
  • 13 フィリピン(ボホール島) (神秘の山チョコレートヒルへ)
  • 14 フィリピン(シキホル島) (フィリピン屈指の魔術の島での魔術体験など)
  • 15 フィリピン(ネグロス島) (サントニーニョの見守る砂糖の島)
  • 16 フィリピン(セブ島) (セブ島の光と影、影と光全ては一つ)
  • 17 中国(トランジット) 大失敗
  • 18 ネパール (ヒマラヤトレッキング3カ月、チベット仏教、神秘のインド占星術など)
  • 19 ドイツ (サッカーワールドカップ)
  • 20 インドネシア(バリ島) (ハプニング連続のバリ島)
  • 21 インドネシア(ジャワ島)(2カ月)2回  (現地の友人との交流の中で、深遠なるジャワ文化)
  • 22 タイ (アジアの香り)
  • 23 ロシア(1カ月)2回 (圧巻の大自然、ロシアハバロフスク)
  • 24 サイパン (天国のような海)

登山も旅行も未知なる場所を探検するという意味では似ている気がします。

数万枚ある写真のごく一部を載せてます。旅の事で何かご質問があればお気軽に

doiguide@outlook.com にメールください。

インド(コルカタ)

インドシナ半島7カ国を陸路で横断した後、飛行機にてインドのコルカタ(カルカッタ)へ、仕事の予定が決まっていたのでインドでの残り時間は1週間、タイで予定以上に長く滞在することになったのが原因ですが、タイでの出来事が一番の思い出になったのでいいことにします。この1週間でなにがあるのでしょう。

インドのコルカタ上空
コルカタの空港に到着しましたが、ここで痛恨のミス。 
インドの紙幣を全く両替しない状態で空港の外に出てしまいました。
うっかりしたと思い、空港に戻ろうとすると各ドアに警備員がいて止められる。
一度外に出たら空港の中には戻れない。
何もかもが日本とは違う、これも、警備の一環なのでしょう、空港内の安全を保つためにはとても重要なシステムだとは思いますが。
しかし、両替所は空港の中。無一文の状態で空港に出てしまい。しかも、市外へは距離がある。
仕方がないので、空港周辺の人や空港外のショップの人と米ドル札とインド紙幣のトレード交渉をする。
しかし、断られる。
インドは要注意とラオスで出会った旅行者の方に聞いていたが、最初からトラブルだ。
空港外で空港職員のような人を探して交渉したら、入り口を通してくれた。
波乱の幕開けになるのか、はたまた、どんなインドになるのか。
どのバスに乗るのかもよくわからないが、コルカタ市街に行ってくれればどれでもいいのでバスの運転手の方にその都度確認。
コルカタ市街に到着、牛の横断は優先です。
インド北部を東から西へ陸路で横断する予定でしたが、ここにきてさらなる問題が、長距離電車のチケットの予約が当日の便はとれないということで、急遽朝から翌日の分のチケットの予約をしにチケットセンターへ。この場所がまた、分かりにくい。何度目の前を通り過ぎて右往左往したことか。しかも、整理券は70人近く待っている、その上電車の乗車券の予約にはパスポートのコピーが必要、コンビニの見当たらないコルカタのどこでコピーを取るのか。ネットの情報でコピー屋さんを調べ向かうことに。
コピー屋さんに到着、切符一枚買うのに何時間かかるのやら。しかも翌日の。
70人待ちなら何時間待つかわからない、1週間しかないので整理券を持って街を散歩。前日に宿でコルカタはマザーテレサの活動場所として有名と聞いていたので、早速探してみました。こんなところにマザーテレサの絵が。
マザーテレサの書斎兼寝室が解放されていましたが、こじんまりした無駄のない部屋で、家具も長く使っていたものだそうです。そして、数日前には暑さで何人もの方が電車の中で亡くなった猛烈に暑いインドであるにもかかわらず。厨房の上の最も暑い部屋を自分の書斎兼寝室として使っていたそうです。いい部屋は他の目的のために開放していたということでしょう。そう説明を受けました。
インドの犬、東南アジアの犬もそうですが暑さで皆、夏バテ気味です。東南アジアでもラオスとベトナムの国境の標高の高い街の犬は元気だったので、やはり暑さで動く気になれないのでしょう。インドや東南アジアでは当たり前の光景ですが、犬たちは皆放し飼い?いや、おそらく野犬です;^-^ タイでは犬に靴を盗まれて大変でしたが、ここでは特に問題はなかったです。
整理券の番号が呼ばれるまではまだ時間があるとみて、近くの町の有名な神社まで電車で行ってみることに、駅に到着するも、どこで切符を買うかわからずここでも右往左往。
適当に並んでみる。すいてるところがあると思ったら女性専用の列。男性の列はこの状態。
やっと、電車にのれました。電車のドアは閉まらないので、すれ違う電車をパパラッチ。この時、時速20km~30km位で走っていましたが、皆さん足がはみ出してる。ドアのない入り口付近は風があたって涼しいので大人気です。
人口13億人、世界2位のインドなので駅も混んでますね。
コルカタで大人気の神様は、血と殺戮を好む女神のカーリー。別名(黒き者)。三つ目で生首を持っていたりします。 光と影 そのどちらも神になるのがインドです。何故か影と闇の人気がある気がするのが不思議ですが、詳しいことは不明です。他の破壊の神様の代表格の方としては、シヴァ神が有名です。こちらが、ダクシネーシュワルカーリー寺院です。御開帳していましたが、さすがにご神体の写真は撮れません。こちらの寺院に行く前に、黒山羊を毎日生贄に捧げているカーリーガート寺院という有名な寺院にも行きました。詳しい感想はあえて伏せます。ご神体関連の写真も信仰の要素が強いのでこちらのホームページには載せません。
コルカタの町の様子
混雑してるコルカタ市街
もちろん、線路にも神の牛たちが歩いています。
線路の間で果物を売る人々。この後、整理券を持って待っていたチケット販売所へ戻ったがまさかのCLOSE。戻ってくるのが遅すぎた!!仕方なく翌日早くにチケットセンターに行ったら、その日のチケットが手に入った。

寝台列車でブッタが悟りを開いたブッタガヤヘ。荷物があるので狭い 落ちそう(^-^; 落ちませんでしたけど。

インドのコルカタの印象は混沌とした世界 

町の路地では人々が横たわり、裸の赤ん坊が寝ている。もちろんとても裕福には見えない。破壊の神への信仰。ルールのない無秩序、マザーテレサ、どう考えればいいのか混乱する。

インド(ブッダガヤ)

ブッタガヤヘ到着するも、さすが人気観光地、途端にバイクタクシーのおじさんたちに囲まれる、このパターンは確実に高い値段を取られるパターンなのでいったん逃げ回る。しかし、荷台付きのバイクタクシーなしではブッタが悟りを開いたといわれるマハ―ボディー寺院には行けない。しばらく様子を見てバイクタクシーのおじ様と値段交渉。高いが、観光客なので少し高いのは我慢して乗せてもらうことに、しばらく農村地帯を走っていると、ここで、事件発生!!インドは休まらない^-^; 他のタクシーの運転手が無理やり私の乗っているタクシーを止めて、運転手の胸ぐらを掴んで、客をよこせ!と喧嘩が始まる。やれやれ😥 結局私はタクシーから降ろされ無理やり他の車に押し込められる。客の強盗があるなんてさすがインドとしか思えないが、絶対にぼったくられるパターンなので人生で初めて走っている車のドアを開けて飛び降りる^-^; まったく休まらない。しばらく、逃げてから違うバイクタクシーと値段交渉、ともかく出発する。しかし、マハ―ボディ寺院に着いてから、交渉の値段きっかりないことに気づく、これは確実にお釣りをもらえないパターン。お釣りをくれと言ったが当然くれない、持ってないと言われて終わりだ。疲れたのでお釣りはあきらめ、寺院で降りた。インドでは細かいお金を持っていた方が有利だが、ATMからは大きなお金しか出てこない、これを崩すのが一苦労なのだ。

無事にマハ―ボディー寺院に到着。苦労してたどり着いたかいがあって、素晴らしい雰囲気の寺院です。
お供え物をゲットして出発
さすが仏教最大の聖地の一つ、綺麗なお寺です。日本のお寺とはだいぶ雰囲気は違いますが。こちらは石作りです
綺麗な入り口を入り寺院内へ
ブッタが悟りをひらいた菩提樹の子孫にあたると言われる菩提樹の前で休憩 神聖な雰囲気です。

インド(ヴァラナシ)

予約席の長距離電車は簡単には当日に取れないので、1週間ほど前に暑さで何人かの方が亡くなられたという一番安い車両の切符を買ってブッダガヤからザ・インドと言われるヴァラナシへ、しかしどこの車両に乗ったらいいのかわからず適当に乗り込む、 ここではないような気もしながら、しばらくずっと立っていたが5時間立ちっぱなしはきつい。見かねたインド人の優しいおじ様が席を半分譲ってくれました。しかし、おじさんがいなくなるとまた追い出されて、立っていても邪魔だと言われて、仕方なくとても臭いトイレの前に追いやられ、トイレの前には詰まって白濁した水で溢れた洗面台があり、電車が揺れるたびに白濁して詰まった水が跳ねて」服にかかる最悪の場所しかいる場所がなくなりました。顔をしかめて立っていると隣に立っていたインドの若者が「This is India.」と言ってニヤリと笑いました。その笑顔が妙に誇らしそうで、可笑しくなってしまいました。
ヴァラナシ駅に到着
聖なるガンジス川に到着 いたるところで沐浴をしていますね。
ガンジス川は大きな川です。ここでは死体が焼かれ、川に流され、ここで人々は体を洗い、歯を磨き、洗濯をする。
犬も沐浴中です。
ヴァラナシの路地を歩くと牛に道を遮られます。
ヴァラナシ市街
ここでも犬は暑さでバテています。
牛のお尻側をそっと通させてもらいます。
ヴァラナシ駅からアグラ行の電車を待ちます。皆さんと一緒にホームに寝転んで待っていても、皆寝っ転がっているので注意されるわけでもありません。インドの電車は平気で10時間近く遅れることがるので、みんな電車が来るまで寝て待つ文化なのかもしれません。
前日に電車のチケットを取っていたのでいい席を取れました。狭いのは相変わらずですが。
アグラ駅に到着、アグラは母親と父親が20代の時に一緒に旅行に来た場所の一つで、母親がよくタージマハルがとても綺麗だと言っていたので、タージマハルという王女のお墓をお参りするためにアグラに来ました。
サルも暑さでバテています。登山の際は熱中症予防のためにこまめに水を飲みましょう。
若い少年が町をガイドすると執拗についてくるのでガイドをお願いしました。うっかりおっちょこちょいガイドでお支払いはしましたが結局道に迷い目的地にはつけませんでしたが、かわりにありがたくここで写真を使わせていただきます。
この日泊まる宿の前には山羊たちと山羊の糞たちが・・・。奥の扉が入り口です。
いよいよタージマハルへ、門の先にはうっすらとタージマハルが見えています。
おー!!確かに綺麗だ。亡くなった王女のために王様が建てたお城です。
路地での山羊の喧嘩
いよいよ首都のデリーに向かいます。
デリーに到着。ラオスで出会った旅人の日本人の方が着いた初日の24時間以内に持ち金の全てを取られたと言っていたので、癒しを求めて繁華街を避けて公園を散歩。しかし、近くの屋台でマンゴーをかったらまさかの猿に襲われる羽目に。ネパールに続きインドでも猿に追い回されることに。
最後に記念に有名なボリウッドのインド映画を見に行き、鑑賞文化の違いに驚きました。2ヵ月半の旅も終わり、日本に帰国しました。