旅の記録

シンガポール

この日から2ヶ月半行き当たりばったりの東南アジア陸路横断+何処までいけるかの旅にでます。
どんな事が待ちかまえていることか、楽しみです。
こちらの二段ベットの上が初日の宿です。いきなりパスポートを預けないと泊まれないと言われ、初日から大丈夫なのかと思いましたが、問題なく返してもらえました。
夜にシンガポールについて、宿を探して一泊した後、朝からリトルインディアを散策。インドのヒンドゥー教寺院を訪れました。ヒンドゥー教の寺院はネパールに3ヶ月訪れた際に一度だけ足を運んだことがありましたが、その際はヒンドゥー教の方以外は立ち入り禁止だったので、外から中の様子を伺うことしかできませんでした。今回のこちらの寺院では、靴と靴下さえ脱いで脚を洗えば誰でも入ることができました。
中に入ったときの初めて感じる感覚には驚きました。中で流れるマントラ?の雰囲気が初めての空間でとても興味を惹かれました。ここで、最後インドには行ってから帰りたいという気持ちが強くなりました。中のご本尊の周りを時計まわりにぐるぐる回るのが参拝方法のようでした。
ヒンドゥーの寺院があまりにも興味深かったので、他の寺院にも参拝に行きました。他の寺院では祈りの儀式が行われており、列になれんで5,6人ずつ祈りを捧げる儀式をしていました。私も儀式に参加しよう15分ほど並んで、私の番が来ました。祈りの仕方が分からないのですが他の信者の方がお祈りの仕方をその都度教えてくださいました。火を囲んで灰のようなものをその火鉢の中に摘まんで入れながら祈りの言葉を唱えるのです。私の発音はかなりまずかったでしょうが、皆さん親切にしてくださいました。
町を散策しているとイスラム教のモスクを見つけたので参拝していきます。すると、中からイスラム教の方がいらしてコーランの教えの抜粋版の日本語訳を持ってきてくれました。本を持ってきていなかったのでしばらくこの本を読むことにします。参拝を終えると、先ほど日本語訳をくださったおじ様がコーランについて教えてくれるというので、喫茶店でコーランの教えを教えて頂きました。チャイ代もご馳走になってしまい。ありがたい限りです。
イスラム教では、他人に親切にすることがとても大切であるという教えだそうです。もちろん、布教することも大切なので、こちらのおじ様はコーランの教えに従った生き方をされているのだと感じました。
イスラム教も他の宗教と同じく素晴らしい教えを持っていると思います。私の知っているイスラム教徒の友人はみんな素敵な人ばかりというのもイスラム教の凄さを表していると思います。私は無宗教なので特定の宗教には属していませんが、宗教や密教、哲学の中にある考え方を学ぶことは好きです。
イスラム教の本を読んで最も印象深かったものは、アッラー(神)は全てである。全てであるアッラーは形を取って表すことができないので、メッカにあるカアバ神殿の中は空洞というところです。私は、外国の方に宗教は何ですかと聞かれたら神道と答えるようにしています。でも一番無難なのは仏教だと思いますが。なぜなら仏教は世界的に有名であるだけでなく、基本的には神様を崇拝するというより、哲学に近いものがあるため、当たり障りがないのです。一神教徒の方々にとって多神教は異端なので、多神教の神道はまずいことになります。ただ、外国に出ると日本人であることを強く意識するので、日本人として日本オリジナルの神道がいいかと思って、そう言っています。神社の参拝好きですし。
マリーナベイサンズに行く途中の近代的なビルの図書館に行ってきました。子供専用のトイレが2つもあることにびっくり。大人用の男子トイレ、女子トイレは1つづつなのに子供用は2つです。
船のような建物 これがマリーナベイサンズという施設の様だ。時間があれば中にも入ってみたかったが、優先順位はマーライオンと公園。
いた。獅子魚のマーライオン。でも、なんか小さい気が。なかなかかわいい顔をしている。
特大マーライオンはなんと工事中!!ショックが大きいですが仕方がないですね。
なかなか面白い形をしています。
マリーナベイサンズはあきらめて、公園へ
謎人工の木々が生えている
公園内にはこんな木が。キャノンボールツリーという名前らしい。しかも、この実かなり重たいです。
マレーシアは常夏の国なので、温室ではなく冷室だそうです。ということは、中には日本の木とかが生えているという事かな。涼しそうだったので入っては見たかったですが、1国目からお金を使いすぎるわけにはいかないので、ガラス越しに見た気になって公園を出ました。
リトルインディアが面白かったので、今度はリトルアラブに来てみました。こちらのモスクでは結婚式が行われていました。たまたま、その場にいた私にもプレゼントを用意してくれた開かれた結婚式。撮影も自由という事でした。新郎と新婦がお互いにプレゼント交換をして神の誓いをしますが。座ってやるところが文化の違いを感じます。
イスラム教の結婚式の模様
別の公園を散策、小さいシンガポールで公園が憩いの場としてどのように機能しているかを見学です。
熱帯の葉は大きいものが多いです
シンガポールの国の地図を見てみると、シンガポール島の真ん中付近に、貯水池と森があるのが分かります。ここは、どうなっているのだろうかと気になり、行って見ることにしました。今思えばシンガポールの最高峰に登っておけは良かったと思っています。「Cashew」の駅で降りて森を目指します。苦労の末森に到着、展望台があったので登ってみることに。森しかない。貯水池が見たかったのですがなかなか見えません。
森の奥は立ち入り禁止でした。
森にはサルが生息しています。シンガポールの自然を感じることができるこの場所はとても楽しいです。
森の中でジャックフルーツを見つけました。
シンガポールにもこんな場所があるという発見が楽しいです。
いよいよ、二国目のマレーシアへ向かうために、シンガポールの北部へ向かいます。

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