シンガポール

どんな事が待ちかまえていることか、楽しみです。


中に入ったときの初めて感じる感覚には驚きました。中で流れるマントラ?の雰囲気が初めての空間でとても興味を惹かれました。ここで、最後インドには行ってから帰りたいという気持ちが強くなりました。中のご本尊の周りを時計まわりにぐるぐる回るのが参拝方法のようでした。
ヒンドゥーの寺院があまりにも興味深かったので、他の寺院にも参拝に行きました。他の寺院では祈りの儀式が行われており、列になれんで5,6人ずつ祈りを捧げる儀式をしていました。私も儀式に参加しよう15分ほど並んで、私の番が来ました。祈りの仕方が分からないのですが他の信者の方がお祈りの仕方をその都度教えてくださいました。火を囲んで灰のようなものをその火鉢の中に摘まんで入れながら祈りの言葉を唱えるのです。私の発音はかなりまずかったでしょうが、皆さん親切にしてくださいました。

イスラム教では、他人に親切にすることがとても大切であるという教えだそうです。もちろん、布教することも大切なので、こちらのおじ様はコーランの教えに従った生き方をされているのだと感じました。
イスラム教も他の宗教と同じく素晴らしい教えを持っていると思います。私の知っているイスラム教徒の友人はみんな素敵な人ばかりというのもイスラム教の凄さを表していると思います。私は無宗教なので特定の宗教には属していませんが、宗教や密教、哲学の中にある考え方を学ぶことは好きです。
イスラム教の本を読んで最も印象深かったものは、アッラー(神)は全てである。全てであるアッラーは形を取って表すことができないので、メッカにあるカアバ神殿の中は空洞というところです。私は、外国の方に宗教は何ですかと聞かれたら神道と答えるようにしています。でも一番無難なのは仏教だと思いますが。なぜなら仏教は世界的に有名であるだけでなく、基本的には神様を崇拝するというより、哲学に近いものがあるため、当たり障りがないのです。一神教徒の方々にとって多神教は異端なので、多神教の神道はまずいことになります。ただ、外国に出ると日本人であることを強く意識するので、日本人として日本オリジナルの神道がいいかと思って、そう言っています。神社の参拝好きですし。



















