旅の記録

カンボジア

ベトナムのホーチミンからカンボジアへ向けての長距離バスで移動します。今回陸路5回目の国境越え
ベトナムとカンボジアの国境に到着しました。歩いて、国境を渡ります。
カンボジアの首都プノンペンに到着、喉が渇いたので川沿いのお洒落なカフェで水分補給。長旅なのでたまには、カフェで休みたくなります。
この川沿いの公園を整備したと思われる多国籍の国々の旗がはためいています。
川沿いには大量のハトがいます。その理由は、川沿いでハトの餌を売る商売が盛んだからです。私も餌を買って周りで餌を撒いてみたそうにしている子供たちに餌をあげました。
川沿いには何故か沢山の人たちが、近くのお寺で皆さん熱心にお供えをしていたのでその帰りかもしれません
プノンペンの町を散歩していると、大きな公園の中に立派なお寺がありました。階段の左右にいらっしゃるのは7つの頭を持つナーガという蛇の神様。仏法の守護神であり、釈迦が悟りをひらく時に守護したこともあります。また、天気を制御する力を持っていて、中国・日本には龍として伝わったそうです
東南アジアのお寺の中では初めての事でしたが、生演奏がされています。しかも、素晴らしい音楽でした。
町を歩いていてもナーガがいます。左は狛犬の様なシンハ。タイのシンハ―ビールはこのシンハの事です。
プノンペンの中心に戻ってきました。せっかくですのでプノンペンの王宮を見学していこうと思います。王宮の周りの黄色い道が綺麗です
王宮の建物
回廊には、カンボジアの過去の伝説や歴史が壁画として刻まれています。
一日プノンペンの町を見て回ったので、翌日から、アンコールワットの町シェムリアップへ向かいました。カンボジアと言えばアンコールワットのイメージでしたので、是非行って見たかった場所です。長距離バスの移動で、到着が夜になってしまったので、宿を探してまずは一泊。数百円でプール付きの宿に泊まれました。写真撮影地点はカフェになっていて、世界中を旅している旅人たちと一緒にご飯を食べたり、話をしたり、泳いだりして、翌日を待ちました。旅人の人は圧倒的に西洋人が多いんです。
アジア人との比率は10:1ぐらいにすら感じます。
翌日、自転車を借りてアンコールワットを目指します。こんなに広い遺跡と知っていたならバイクをレンタルしていました。あまりにも広大で途中からバイクを借りなかったことを後悔しました。
自転車で回ったので有名な遺跡しか回れませんでしたがそれもいい思い出ということで。
長ーい森の道を自転車で進むと大きなお堀が見えてきました。
しばらく自転車をこいでいるとお堀の先にあの有名なアンコールワットがみえてきました。アンコールワット遺跡群のスケールは別格です。今まで見てきた遺跡とスケールが違います
外壁には美しい彫刻が施されています。
アンコールワットの頂上は立ち入り禁止ですが、黒猫が住んでいて、この子は行き来自由の様です。
美しいアンコールワットを後にしてアンコールトムに向かいます。
地図で見るとアンコールトムの敷地はアンコールワットの敷地の何倍も大きいです。ここの遺跡群のスケールはどうなっているのか。驚きばかりです。
アンコールトムに行く途中左側に遺跡が見えてきたので立ち寄ることにしました。
いきなり山登りから始まります。ジャングルの森の中を歩いて遺跡を目指します。途中、木の葉に蟻が巣を作っていました。スコールが厳しい東南アジアでは、地面の下ではなく上に巣を作る蟻が多いんですね。
アンコール遺跡群は熱帯のジャングルの中にある遺跡です。
ようやく標高67mのバケン山に登頂すると、そこには遺跡がありました。遺跡の手前に牛の神様のナンディンがいることで、シヴァ神をお祀りした寺院であることが分かります。
プノン・バケンの遺跡を後にすると石像が持ち上げた欄干のある橋が見えてきます。
どうやら、アンコールワットの時と同じくお堀の様です。
石像の皆さんが欄干を持ち上げてくれています。
その先には四面の大きな石の顔を持つ象も通れる入り口があります。
この中がアンコールトムです。入り口の存在感からすごい。
アンコールトム内の壮大なバイヨン寺院にある石像の顔
壁画には様々なシーンが精巧に彫られています。こちらは、船と魚たちと人々。
アンコールトムの内部には大きな木々が生育しています。
アンコールトムの内部には大きなため池もあります。
象の門
広大なアンコールトムの内部から、また別の偉大な門から外に出ました。
凄い壮大な作りのアンコールトムの門
アンコールトムの遺跡の次は有名なタ・プローム遺跡へ
遺跡が木々に覆われている姿が印象的です。
木の上にはミツバチが巣を作っています。
時間の許す限り自転車で遺跡を巡るも、もうすぐタイムアップ、
バイクを借りて何日か滞在しないと見切れません。
夜になってしまったので、暗がりの中を自転車でホテルへ帰ります。ここから、あと何時間漕げばホテルだろうか。ホテルへ帰るのは9時過ぎになりそうです。
道のりが長いので、フルーツジュースで水分補給です。

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