登山で使用する地図の種類

登山で使用される地図には二種類あります

1.山と高原地図

2.国土地理院1/25000地図

それぞれの地図の特徴について見ていきます

※最近では地図ソフトやアプリを使用する方も多いかと思いますが基本的にはこの二つのどちらかのタイプの地図が表示されています(両方がミックスした表示もあります)

山と高原地図

山と高原地図 1/50000

縮尺  1/50000 の山と高原地図は登山で良く使われている地図です

メリットとしては、

山小屋や水場などの情報や、温泉、駐車場などの登山者が知りたい情報が多く記載されていることです

縮尺が1/50000なので広範囲の地形を把握することができます

デメリットとしては、詳細な地形を表す等高線が大まかなので地形の特徴を把握しづらいです

国土地理院 1/25000地形図

国土地理院 1/25000地形図は地形の特徴が掴みやすいため、山慣れた登山者が良く使用しています

メリットは 

縮尺が 1/25000なので詳細な地形を読み取ることができる事です

デメリットは

山小屋や水場などの情報や、温泉、などの情報が山と高原地図ほどわかりやすく記載されていないことです 水場などは全く記載されていないことが普通です

等高線を自分で入れる必要がある

地形が詳細に表されている分、地図で表示されている地域の範囲が狭いです

※地図読み講習会では地形の特徴を詳細に見ながら、山の特徴を分析して登山の計画を考えて行動するので、国土地理院の1/25000の地図をメインで使用します