ツェルトの使い方

遭難した時や休憩中の突然の雨、ザック重量を抑えたテント泊登山などの時の強い味方としてツェルトがあります。

アライテントスーパーライト・ツェルト2ロング(395g) 2~3人用 テント場にて 

ツェルトとは緊急用のシェルターで、簡易テントとも言えるかもしれません。

ここではそんなツェルトについてご紹介いたします。

ツェルトとテントを比較したときのメリット・デメリットを上げます

ツェルトのメリット

・軽い

・コンパクト

・被って使うこともできる

・重さと大きさの割に内部空間が意外と広い

・気密性が低いので、中でストーブを使った際に、一酸化炭素中毒になりづらい

などがあるかと思います

アライテントスーパーライト・ツェルト1(280g) 1~2人用  テント場にて
意外と広い内部空間(アライテントの物)

ツェルトのデメリット

・一枚生地で透湿性もない生地の物もある為、内部が結露しやすい

・設営にコツがいる

・気密性が低いので隙間風がある

・地面から虫が入ってくる事がある(底が開いているため)

などの特徴があります

立ち木を利用した設営 

横に寝そべることはできない被る、タイプのものであれば105gという軽量なものもあるので持ち運びしやすいです。

ただ、実際に使った場合は横に寝そべることができるタイプが便利です

横に寝そべることができるタイプのものだと230g~440gほどのものが多いです

横に寝そべることができるタイプのものでは、しっかりと建てることでテントの様に使うこともできます。

アライテントスーパーライト・ツェルト1(280g) 1~2人用 涸沢のテント場にて 

トレッキングポールを使ったり、落ちている木の枝を使ったり、立ち木を利用したりいろいろな建て方をすることができます。

ただし、ツェルト単体では自立しないのでツェルトを建てて使うにはコツがあります

上手く使いこなせれば、冬に使用することも可能です

アライテントスーパーライト・ツェルト1(280g) 1~2人用  冬の雲取山にて
アライテントスーパーライト・ツェルト2ロング(395g) 2~3人用  冬の赤岳鉱泉にて
ツェルトの使い方講習会にて

ツェルトは実際に建ててみないとなかなか説明が難しいものがありますので、

ツェルトの使い方講習のお申込みお待ちしております。

お一人様から予約可能です。

お気軽にご連絡下さい。

アライテントスーパーライト・ツェルト1(280g) 1~2人用   立山 雷鳥沢にて
アライテントスーパーライト・ツェルト1(280g) 1~2人用  青年小屋 テント場にて
アライテントスーパーライト・ツェルト1(280g) 1~2人用  行者小屋のテント場にて
エマージェンシーブランケットを活用することにより装備を軽量化しました